中野市の一軒家リフォーム

中野市内の一軒家をリフォームさせていただきました。

今回ご相談をいただいたのは、中野市のBさま。
「1部屋をリフォームして、仕事用のオフィスとして使いたい」という内容でした。
お話を伺う中で、「できればコストは抑えたい。でも、イメージはそれなりにしたいんです。」とのこと。
こんなご相談、実は少なくありません。

まず考えたのが「どこまでやるか？」という判断

今回の現場で最初に考えたのは、“どこまで手を入れるか”でした。

• 全面リフォームをすれば、もちろん綺麗になる
• でも、使うのは「1部屋」
• しかも、これから事業を始める大事なタイミング

ここで無理に予算を掛けるのは、長い目で見て正解ではないと感じました。

ご要望は「質を落としたくない」

そこで選んだのが、

• 床は無垢フローリング材を使用
• 壁紙（クロス）も同時に張り替え

という構成。
「無垢フローリングは高い」というイメージを持たれがちですが、弊社は公共工事をしていること。
そして、様々なフローリングメーカーと強いネットワークがあるということ。
これがコストダウンにつながるんです。

なぜこの価格が実現できたのか

私たちの強みのひとつは、内装専門の職人が社員で在籍していること。
さらに、日頃から公共施設や学校などの工事も多く手がけているため、

• 高品質だけど
• 一般住宅では使われにくい高品質材
• ストックとして保管されている建材

が手元にあるケースがあります。

今回は、そのストック材を活用することで、品質を落とさずにコストを抑える提案が可能になりました。

工事内容と費用感

今回の工事内容は以下の通りです。

• フローリング：無垢材張り替え
• 壁：クロス全面張り替え

これで、工事費用は約25万円。

正直なところ、「価格だけ見ればかなり抑えられている」内容です。
ただし、安さを目的にした工事ではありません。

“スタート時に必要十分な質”を確保すること
それが今回の判断基準でした。

仕上がりと、その後

工事後、お客様からは

「仕事に集中できる空間になった」
「最初から全部やらなくてよかったですね」

という言葉をいただきました。

リフォームは、全部を一気に完成させることばかりが正解とは限りません。

使いながら、必要に応じて育てていく。
今回のケースは、まさにそんなリフォームでした。

さいごに！同じように迷っている方へ

• 自宅の一部を仕事用に使いたい
• できれば初期費用は抑えたい
• でも、安っぽい仕上がりは避けたい

そんな方は、「何をやらないか」から一緒に考えることで、納得できるリフォームになることも多いんです。

工事を前提にしなくても構いません。
まずは現場を見て、判断するところから。それも、私たちの仕事の一部だと考えています。