野沢温泉村断熱リフォーム(断熱塗料)






| 物件種別 | 戸建て |
|---|---|
| 施工箇所 | 室内 |
| お悩み | 冬になると室内が寒いので何とかしてほしいとのご相談。 |
| 施工内容 | 室内の壁紙クロスへの断熱材の塗布 養生 塗布面下地づくり 下塗り1回・断熱塗装×2回 |
| 製品 | 断熱塗料ガイナ |
| 価格 | 50,000円 |
その寒さ、本当に「仕方ない」と思っていませんか?
冬になると、朝起きるのがつらい。
床に足を下ろした瞬間「冷っ…」と声が出る。
暖房をつけているのに、窓際や壁際がひんやりして、部屋全体がなかなか暖まらない。
「築年数が古いから」「雪国だから」「こんなもんだよね」そうやって、寒さを我慢するのが当たり前になっていませんか?
実はその寒さ、多くの場合*家の断熱性能”が原因です。
私たちは壁の工事や床の工事で数えきれないほどの現場に入り、床下・壁の中・窓まわりを実際に見てきました。
すると共通して言えるのが、「暖房の問題ではない」ということ。
熱は逃げる場所から逃げている。
そこを止めれば、暮らしは驚くほど変わります。
今回は「断熱塗料を内装壁に塗る」という選択
断熱材が薄い家ほど効果を感じやすい
あまり知られていませんが、内装の壁に断熱塗料を塗るという方法があります。
断熱材が十分に入っていない住宅では、壁表面の冷えを和らげ、体感温度が変わります。
住みながら・コストを抑えたい人に向いている理由
この方法の最大のメリットは、
・大掛かりな解体が不要
・工期が短い
・住みながらできる
という点です。
実際に私たちが施工した現場でも、「壁に触ったときの冷たさが違う」「エアコンの効きが早くなった」という声をいただいています。
重要なのは、熱はどこから逃げてるか
大切なのは、「どこから寒さが入ってきて、どこから暖かさが逃げているのか」を知ること。
家の中で熱の出入りが一番多いのは、実は壁や屋根よりも窓。体感的にも「窓の近くが寒い」と感じたことがある方は多いはずです。
私たちが床工事で床下に入ると、外気がそのまま伝わってきている家も珍しくありません。
つまり、寒さ対策は“全部やる”よりも、効くところから順に手を入れることが重要なのです。
最も効果が高いのは「窓の断熱強化」
なぜ窓が最優先なのか
窓はガラスとサッシで構成されており、壁に比べて圧倒的に薄い部分です。
そのため、冬は室内の暖かさが外へ逃げ、同時に冷気が入ってきます。
現場で体感すると、窓の近くは空気が違うのがはっきり分かります。
窓断熱の主な方法と特徴
以下の表は、代表的な窓の断熱リフォームを分かりやすくまとめたものです。
| 方法 | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 内窓(二重窓)設置 | 空気の層ができ、断熱・防音効果が高い | 今の窓を活かしたい、費用を抑えたい |
| 複層ガラス交換 | ガラス間の空気層で冷気を遮断 | サッシはまだ使える場合 |
| 樹脂サッシ交換 | 冷えを伝えにくい素材 | 窓まわりの冷えが特に強い家 |
現場目線で言うと、内窓設置はコストと効果のバランスが非常に良いです。
1日で施工でき、住みながら工事ができる点も大きなメリットです。
壁・床・屋根の断熱で「家全体の底冷え」を防ぐ
床断熱は体感温度を大きく左右する
OAフロア職人として床下を見ると、「断熱材が入っていない」「あっても薄い」という家は少なくありません。
足元が冷えると、人は実際の室温以上に寒く感じます。
床断熱を入れることで、エアコンの設定温度を下げても暖かく感じるようになります。
壁・屋根断熱は“効いてくるリフォーム”
壁や屋根の断熱は工事規模が大きくなりがちですが、その分、家全体の温度ムラが減ります。
「リビングは暖かいけど、廊下が寒い」という状態を改善したい場合には非常に有効です。
玄関ドア・床暖房で“冷気の入口”を断つ
玄関ドアは意外な盲点
玄関は開閉が多く、断熱性が低いと冷気が一気に入ります。
断熱性能の高いドアに交換するだけで、廊下やリビングの寒さが和らぐケースも多いです。
最近は1日で交換できるタイプもあります。
床暖房は断熱とセットで考える
床暖房は快適ですが、床下の断熱が弱いと熱が逃げてしまいます。
床工事と組み合わせることで、本来の性能を発揮します。
今すぐできる手軽な寒さ対策(DIY・簡易リフォーム)
お金をかけずにできる工夫
以下は、すぐ始められる対策です。
-
窓に断熱シートを貼る
冷気の侵入を減らし、結露対策にもなります。 -
厚手のカーテンを使う
夜間の熱逃げを防ぎます。 -
隙間テープを貼る
サッシのわずかな隙間でも体感は変わります。 -
ラグやカーペットを敷く
床からの冷えを直接遮断できます。
空気と湿度も味方につける
サーキュレーターで暖かい空気を循環させ、加湿器で湿度を上げると、同じ室温でも暖かく感じます。
寒さ対策リフォームの優先順位を間違えない
おすすめの順番
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窓
-
床
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壁・屋根
この順番で考えると、費用対効果が高く、失敗しにくいです。すべて一度にやる必要はありません。段階的に進めることで、家計への負担も抑えられます。
まとめ|「寒さを我慢する暮らし」から抜け出そう
冬の寒さ対策リフォームは、単なる設備交換ではありません。
毎朝の目覚め、家族の健康、光熱費、そして家で過ごす時間の質を変えるものです。
私たちは現場で、「もっと早くやればよかった」という声を何度も聞いてきました。
床下に入り、壁に触れ、窓際の冷気を体で感じてきたからこそ、本当に効く方法を提案できます。
「どこから手をつければいいか分からない」
「できれば住みながら、コストを抑えたい」
そんな方こそ、一度ご相談ください。
この冬、寒さを我慢しない家を、一緒につくりましょう。
























