レンジフードが壊れた?音がうるさいときの原因と正しい対処法とは?

ある日、料理をしていると「ゴーッ」「キュルキュル」と、いつもと違うレンジフードの音にハッとしたことはありませんか?
「壊れたのかな?」「このまま使って大丈夫?」と不安になる気持ち、よくわかります。
レンジフードは毎日油煙や湿気、熱を吸い込み続ける過酷な環境で動いています。
長年使えば、どうしても部品が劣化したり、油汚れでファンが重くなったりして、異音や振動を起こすことがあります。
この記事では、レンジフードから「音がうるさい」と感じたときに考えられる原因と、状況に応じた修理・交換の判断基準をわかりやすく解説します。
「まだ自分で直せるのか」「業者に頼むべきか」を見極めたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

レンジフードの異音の主な原因と対処法

レンジフードの音がうるさくなる原因は、大きく分けて4つあります。
それぞれの音の特徴と、どんなトラブルが潜んでいるかを見ていきましょう。

油汚れやホコリの蓄積が原因のケース

まず最も多いのが、「油汚れやホコリ」が原因で発生する異音です。
ファン(プロペラやシロッコファン)に油がこびりつくと、空気の流れが乱れて「ゴー」「ブーン」といった重い音が出ます。
掃除をサボりがちなキッチンでは、見えない内部にドロッとした油膜が溜まり、ファンがバランスを崩して振動することもあります。
特に長年放置していると、モーターにまで汚れが絡みつき、故障の原因になることもあります。

対処法
・フィルターやファンを外し、取扱説明書に従って中性洗剤で丁寧に洗浄します。
・熱めのお湯に重曹やセスキ炭酸ソーダを溶かし、つけ置きするのも効果的です。
・汚れが頑固な場合は無理に擦らず、専門の清掃業者に依頼するのが安全です。

油汚れの蓄積を放置すると、ファンの軸が偏ってモーターに負担がかかり、故障や異音の悪化を招くため、最低でも半年に一度は内部清掃を行うのがおすすめです。

潤滑油の不足や部品の摩耗による異音

「キュルキュル」「キィーン」といった金属的な高音や擦れる音がする場合、モーター内部のベアリング(回転部品)が乾いている可能性があります。
潤滑油が切れると摩擦が増え、モーターに負担がかかり、最悪の場合は焼き付きを起こすこともあります。
また、長年の使用によって軸受け部分やファンの支えが摩耗していると、振動が大きくなり、音も強く響きます。

対処法
このケースでは、自分で分解して油を差すのは危険です。
レンジフードのモーター部分には電気配線が多く、感電やショートの恐れがあるため、必ず専門業者に依頼しましょう。
業者は専用の潤滑剤と部品チェックで原因を特定し、必要に応じてベアリング交換やモーター修理を行ってくれます。

ネジや部品の緩みから発生するカタカタ音

「カタカタ」「カラカラ」といった軽い音がする場合は、部品の緩みが原因のことがあります。
長年の振動や熱変化によって、内部のネジやスピンナーが少しずつ緩んでしまうのです。
放置すると部品が落下したり、ファンが本体に接触して大きな異音を立てたりする危険もあります。

対処法

  1. 電源プラグを抜き、完全に停止させます。
  2. 外装パネルやフィルターを外し、ネジや金具が緩んでいないか確認します。
  3. 必要に応じてドライバーで軽く締め直します。

ただし、締めすぎると樹脂パーツが割れる場合があるので注意が必要です。
それでも音が続く場合は、内部モーター周辺が原因の可能性があるため、専門業者に点検を依頼しましょう。

モーターやファンの経年劣化・故障

「キーン」「ギュルギュル」といった高音が長く続く場合や、回転が不安定な場合は、モーター自体の寿命が近いサインです。
一般的にレンジフードの寿命は10年前後といわれています。
それを過ぎると、内部の電気部品や回転軸のバランスが崩れ、正常に動かなくなっていきます。
特に「吸い込みが弱くなった」「異音とともに焦げたような匂いがする」場合は、モーターの過熱や断線の危険もあります。

対処法
部品交換で一時的に直る場合もありますが、製品が古いと交換パーツがすでに製造中止になっているケースも多いです。
この場合は修理よりもレンジフード本体の交換を検討する方が確実です。

異音を放置するとどうなる?意外と怖い3つのリスク

レンジフードの異音を「まだ動くし大丈夫」と放置すると、思わぬトラブルを招くことがあります。

  1. モーター焼き付きによる突然の故障
    潤滑不足や摩耗を放置すると、モーターが熱で焼き付き、急に動かなくなることがあります。
  2. 火災リスクの発生
    油汚れが溜まったまま高温の空気を吸い込むと、発火の原因になることがあります。
  3. 電気系統のショート
    内部に油分が侵入して電気配線に付着すると、ショートしてブレーカーが落ちるケースも。

これらはすべて、早めの点検で防げるトラブルです。
異音が出た時点で「何かおかしい」と感じたら、使用を控えて業者に見てもらいましょう。

レンジフード修理・交換にかかる費用の目安

対応内容 費用相場 説明
清掃・メンテナンス 8,000〜15,000円 ファンやモーター周辺の清掃、軽度な異音の解消
モーター修理・交換 15,000〜30,000円 ベアリング交換や潤滑調整を含む
部品交換(ファン・ネジ等) 5,000〜20,000円 軽度の破損や緩み修正
レンジフード本体交換 50,000〜150,000円 機種・施工条件により変動

「修理で直るか」「交換すべきか」の判断は、使用年数と部品の状態で決まります。
使用10年以上・部品供給終了機種なら、交換が長期的に見てお得です。

業者に依頼するメリットと選び方

DIYでは掃除やネジの確認までが限界ですが、業者なら内部モーター・配線・吸気経路までしっかり点検してくれます。
また、以下のような点でプロの施工は安心です。

・感電や火災を防ぐ安全対策を徹底
・汚れ・摩耗・配線トラブルを総合的に点検
・修理と同時に清掃も実施できる場合が多い

業者を選ぶ際は、「水回り・換気設備専門業者」や「メーカー認定の施工店」を選ぶと間違いありません。
費用の安さだけでなく、施工保証やアフターサービスの有無もチェックしておきましょう。

交換を検討するタイミングとおすすめの判断基準

以下のようなサインが出たら、修理より交換を検討する時期です。

・10年以上使用している
・吸い込みが弱く、油が残る
・異音が頻発している
・電源を入れても反応が遅い

最新のレンジフードは静音性・省エネ性が大幅に向上しており、清掃もしやすくなっています。
初期費用はかかりますが、長期的には光熱費の節約にもつながるため、古い機種を無理に使い続けるよりもコスパが良い選択です。

まとめ

レンジフードの異音は、日々の小さな変化の積み重ねから始まります。
「ちょっと音が大きいな」と感じたその瞬間こそ、点検のベストタイミングです。
油汚れやネジの緩みなら自分でも直せますが、モーターや内部部品が原因の場合は早めに専門業者へ。
放置すると修理費だけでなく、安全面のリスクも高まります。
弊社では、長年の施工経験をもとに、異音の診断から修理・交換まで一貫対応。
「壊れたかも…」と思ったその日に、スピーディーに駆けつけ、最適な提案をいたします。
キッチンは家の心臓部。静かで快適に使えるレンジフードで、日々の暮らしをもっと安心に。
音の異変を感じたら、迷わず専門業者にご相談ください。

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