リクシルのウッドデッキで“熱くならない”快適空間を。夏でも裸足で歩けるデッキ選びのポイント

真夏の昼下がり、せっかくのウッドデッキに出ようとして「アチッ!」と声を上げた経験はありませんか?
日差しが強い季節、人工木デッキの表面温度は60℃以上にも達することがあります。
素足で歩くのはもちろん、ペットの足裏にもダメージを与えるほどの熱さです。
「せっかくリビングの延長としてつくったのに、夏は全然使えない」
「子どもを遊ばせたいけど、暑くて危険」
そんな悩みを解消してくれるのが、リクシル(LIXIL)の“熱くなりにくい”ウッドデッキシリーズです。
この記事では、リクシルの代表的な製品「デッキDC」と「樹ら楽ステージ」を中心に、それぞれの特徴や比較、さらに“熱さを抑える工夫”まで詳しく解説します。

目次

なぜウッドデッキは熱くなるのか?まず原因を知ろう

ウッドデッキが熱くなる理由は、素材の特性と日射環境にあります。
特に人工木デッキは、木粉と樹脂を混ぜ合わせて作られており、熱を吸収・蓄積しやすい構造になっています。
日中、太陽光に含まれる赤外線がデッキ表面を直撃し、吸収された熱が逃げにくいため、表面温度が急上昇します。
さらに、地面や外壁の照り返しによって輻射熱も加わり、デッキ全体が“ホットプレート”のような状態になるのです。
特に、濃い色(ダークブラウンやブラックなど)は太陽光を吸収しやすいため、明るい色よりも5〜10℃ほど高温になることもあります。

リクシルが開発した“熱くなりにくいウッドデッキ”とは?

リクシルでは、暑い季節でも快適に使えるよう、熱の吸収と伝導を抑えたウッドデッキ材を開発しています。
特に注目なのが、最新モデル「デッキDC」と、定番の「樹ら楽ステージ」です。
どちらもリクシル独自の技術が詰め込まれており、従来の人工木よりも熱くなりにくく設計されています。

デッキDC:独立気泡構造で熱を伝えにくい最新モデル

1. デッキDCとは

「デッキDC」は、リクシルが2023年に発売した次世代型人工木デッキです。
最大の特徴は、素材内部に「独立気泡構造」を採用していること。
これは、デッキ材の内部に細かな空気層を持たせ、熱の伝わりを抑える断熱効果を持たせた技術です。
この構造により、炎天下でもデッキ表面温度の上昇を抑え、素足で歩いても“熱っ!”と感じにくくなっています。

2. 実験データで見る熱伝導の違い

リクシルの社内実験によると、デッキDCは一般的な人工木デッキに比べて表面温度上昇を約4℃抑制できることが確認されています。
たとえば真夏の日差しで通常デッキが60℃に達する環境でも、デッキDCなら約56℃。
このわずか4℃の差が、肌で触れたときの体感温度には大きな違いを生みます。
加えて、表面には微細な凹凸を施しており、熱気がこもりにくく、さらっとした肌触り。
素足で歩いてもチクチクせず、裸足の子どもやペットにも優しい設計です。

3. デザイン性と快適性を両立

デッキDCは「快適性」と「デザイン性」を両立しているのも魅力です。
木目調のテクスチャーが自然で、高級感がありながらもメンテナンスが容易。
雨に濡れても腐らず、カビやシロアリの心配もほとんどありません。
また、従来の人工木よりも軽量で施工性も高く、リフォームや部分交換にも向いています。
「見た目・使い心地・耐久性」の三拍子が揃った理想的なウッドデッキといえるでしょう。

樹ら楽ステージ:定番の人気モデルも“暑さ対策カラー”で快適に

1. 樹ら楽ステージとは

リクシルの代表的な人工木デッキ「樹ら楽ステージ」は、発売以来多くの家庭に採用されてきたロングセラーモデルです。
天然木のような風合いと耐久性に加え、近年では「昇温抑制効果」を持つカラーが登場し、夏の熱対策も強化されています。

2. 特殊顔料で太陽光を反射し、表面温度を抑制

樹ら楽ステージには、太陽光を反射させるための特殊顔料(遮熱顔料)が採用されています。
この顔料が赤外線の吸収を防ぎ、表面温度の上昇を抑える仕組みです。
特に、明るい色の「ペールウッド」や「ライトウッド」は、反射率が高く、暗い色に比べて表面温度が約5〜6℃低くなります。
夏の午後でも素足で歩けるほどの快適性を実現しています。

3. カラーバリエーションと質感

樹ら楽ステージのカラー展開は豊富で、住まいの外観デザインに合わせやすいのも魅力。
以下のように、色味によって熱の伝わり方が異なります。

カラー名 表面温度の上がりにくさ 特徴
ペールウッド ◎ 最も熱くなりにくい 柔らかい印象で北欧風住宅にも合う
ライトウッド ○ 熱を反射しやすい 明るい木調でナチュラルテイスト
ミディアムウッド △ 一般的な温度上昇 標準的で人気のカラー
ダークグレー/ブラウン ▲ 熱吸収しやすい 高級感はあるが夏は高温になりやすい

熱くなりにくいウッドデッキを選ぶポイント

「デッキDC」「樹ら楽ステージ」のように、リクシルの技術を取り入れた製品は優れていますが、設置環境や使い方によっても体感温度は変わります。
ここでは、熱くなりにくいデッキにするための実践的なポイントを紹介します。

色を工夫することで熱を抑える

ウッドデッキを選ぶ際は、色の明るさに注目してください。
濃い色は太陽光を吸収して熱をため込みますが、明るい色は反射率が高く、表面温度が上がりにくい傾向にあります。
例えば、黒いデッキでは60℃を超えることがありますが、ベージュ系では50℃台前半に抑えられます。
リクシルの明るいトーンカラーを選ぶことで、暑さ対策に直結します。

テラス屋根やシェードで日差しをカット

デッキ自体を熱くしないためには、直射日光を遮る構造をつくることが最も効果的です。
テラス屋根やオーニングを設置すれば、紫外線と輻射熱を大幅にカットできます。
また、日差しの角度に合わせて可動式の日よけを設けると、時間帯に応じた快適さを保てます。
リクシルでは「スタイルシェード」など、デッキと一体化して設置できる製品もあり、見た目もすっきりとした仕上がりになります。

遮熱マットや保水タイルで体感温度を下げる

デッキ表面に遮熱マットや保水タイルを敷くのもおすすめです。
遮熱マットは光を反射して熱の吸収を防ぎ、保水タイルは水分の蒸発による「気化熱効果」で涼しさを感じられます。
これらを部分的に敷くだけでも、足元の温度が数度下がり、ペットやお子さまにも安心です。
DIYでも設置しやすく、費用対効果の高い方法といえます。

リクシルの“熱くならない”ウッドデッキ比較まとめ

製品名 熱くなりにくさ 特徴 カラーの傾向
デッキDC ◎(約4℃抑制) 独立気泡構造で断熱性が高い ナチュラルウッド調中心
樹ら楽ステージ ○(色により差) 遮熱顔料で昇温を抑制 ペール・ライト系が特に快適

どちらもメンテナンス性に優れており、塗装や防腐処理が不要。
夏の暑さだけでなく、冬場の冷えや雨にも強いのがリクシルの強みです。

まとめ:リクシルのウッドデッキなら、夏でも“素足でくつろげる庭”に

ウッドデッキが熱くて使えない。
その悩みを根本から解決してくれるのが、リクシルの「デッキDC」と「樹ら楽ステージ」です。
どちらも、太陽光による熱の吸収を抑える工夫が施され、夏場でも快適に過ごせます。
さらに、明るい色を選び、日よけや遮熱マットを組み合わせることで、裸足でも気持ちいい“庭リビング”が完成します。
私たちは、地域の気候や住宅条件に合わせたウッドデッキの設計・施工を行っています。
「リクシル製品を採用したい」「日差しが強くて困っている」「今あるデッキをリフォームしたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
長野の強い日差しにも負けない、“熱くならない快適なデッキ”を、あなたの庭に。

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