床材別のリフォーム費用を徹底解説|6畳の目安と選び方のポイント

「最近、床がギシギシ鳴る」「歩くたびに沈む」「見た目が古くなってきた」。
こうした小さな違和感から、床のリフォームを検討し始める方は少なくありません。
特に長野のような寒冷地では、床の冷えや湿気による劣化が進みやすく、冬場になると「床から冷気が伝わってくる」と感じるご家庭も多いでしょう。
しかし、いざリフォームを考えても「どの床材を選べばいいのか」「どのくらい費用がかかるのか」わかりづらいものです。
実は床リフォームの費用は、床材の種類・工法・部屋の状態によって大きく異なります。
この記事では、床材ごとの費用相場や選び方のポイントをわかりやすく解説します。
同時に、費用を抑えるコツや、後悔しないための考え方もお伝えします。

目次

床リフォームの費用相場|6畳あたりの目安を知ろう

床リフォームの費用は、工法と床材によって大きく変動します。
たとえば、フローリングなら9万〜18万円、クッションフロアなら4.5万〜10万円が相場です。
この差は、使用する素材の価格差や施工の手間、下地補修の有無によって生まれます。
以下の表は、6畳の部屋を想定した一般的な費用相場をまとめたものです。

床材別・工法別の費用目安(6畳の場合)

床材 工法 費用相場(6畳)
フローリング 張り替え 9万円〜18万円
重ね張り 6万円〜14万円
クッションフロア 張り替え 4.5万円〜10万円
重ね張り 4万円〜5.5万円
フロアタイル 張り替え 5.5万円〜10万円
重ね張り 5万円〜6.3万円

「張り替え」は既存の床をすべて撤去して新しく施工する方法、
「重ね張り(上張り)」は既存の床の上に新しい素材を貼る方法です。
費用を抑えたい場合は、重ね張りを選ぶケースが多くなっています。

床リフォームの費用を左右する4つの要因

床のリフォームは、単に「素材の違い」だけでなく、住まいの状況や選択内容によって費用が増減します。
ここでは、主な4つの要因を整理しておきましょう。

床材の種類で変わる費用

床材は、住宅の雰囲気を決める重要な要素です。
中でも人気なのがフローリングですが、その中でも「無垢材」と「複合材」で価格が大きく異なります。
無垢フローリングは一枚板の天然木でできており、自然な香りや風合いが魅力。
ただし価格は高く、施工にも時間がかかります。
一方、複合フローリングは合板の上に化粧板を貼ったもので、コストパフォーマンスが高く、メンテナンス性にも優れています。
クッションフロアやフロアタイルなどの樹脂系素材は、水や汚れに強く、トイレ・洗面所・キッチンなど水回りに最適。
素材によって“見た目”だけでなく、“耐久性”や“快適性”も変わるため、使用目的に合わせた選定が大切です。

工法による違い|張り替えと重ね張りの費用差

張り替え工法は、古い床材をすべて剥がして新しく施工するため、見えない部分まで補修できる安心感があります。
床鳴りや沈みがある場合は、この工法が最適です。
ただし、解体や廃材処理が必要な分、費用は高くなります。
一方、重ね張り工法は、既存の床を残してその上から新しい素材を貼る方法です。
短期間で工事が終わり、費用も張り替えより安く抑えられます。
ただし、床の高さが上がるため、ドアの開閉調整などが必要になることがあります。
下地がしっかりしている場合に選びたい方法です。

部屋の広さと形状で変わる費用

リフォーム費用は「6畳でいくら」という目安がよく使われますが、実際には帖数・形状・家具の配置などによって費用が前後します。
たとえば、廊下やL字型の部屋のようにカットが多い場合は手間が増え、材料のロスも出ます。
また、広い部屋ほど㎡単価は下がる傾向にありますが、部分リフォームや小部屋のみの施工だと、逆に割高になるケースもあります。

既存の床の状態や追加工事の有無

床の下地が傷んでいる場合は、補修や合板の張り替えが必要です。
また、ソフト巾木(壁と床の境目)を新しくする場合や、床下断熱材の追加などが発生すれば、その分費用が加算されます。
見た目だけで判断せず、下地の状態を正しく診断できる業者選びが重要です。

床材ごとの特徴と選び方のポイント

床リフォームの費用を理解するうえで欠かせないのが、「どんな床材を使うのか」という選択です。
それぞれの特徴と費用目安を見ながら、自宅に合った素材を選びましょう。

フローリング|木の温もりと高級感を重視したい方へ

フローリングはリビングや寝室など、生活の中心に最も選ばれる素材です。
天然木の風合いがあり、見た目も高級感があります。
耐久性も高く、長年使っても味わいが増す点が魅力です。
張り替えの場合は9万〜18万円、重ね張りなら6万〜14万円程度が目安です。
無垢材を選べばコストは上がりますが、断熱性や調湿性にも優れ、四季を通じて快適に過ごせます。
ナチュラル志向の住宅や木造戸建てとの相性が抜群です。

クッションフロア|コスパ・掃除のしやすさを重視するなら

クッションフロアは、塩化ビニル素材の床材で柔らかく水に強いのが特徴です。
価格も手頃で、張り替えで4.5万〜10万円、重ね張りで4万〜5.5万円が目安。
トイレや洗面所など水回りで多く使われます。
耐水性・防汚性に優れており、掃除がしやすいため、共働き家庭やペットのいる家庭にも人気があります。
木目調・タイル調など、デザインのバリエーションが豊富なのも魅力です。

フロアタイル|おしゃれで耐久性のある床を求める方に

フロアタイルは、クッションフロアよりも硬く厚みがあり、耐久性が高いことから店舗やオフィスにも使われます。
見た目のリアルさは本物の木や石に近く、費用も張り替えで5.5万〜10万円、重ね張りで5万〜6.3万円ほど。
部分的な補修ができる点もメリットで、「デザイン性と機能性を両立したい」という方におすすめです。

和室から洋室への床リフォーム費用

和室を洋室に変更する場合は、畳を撤去して下地からフローリングを施工するため、18万〜30万円ほどが相場になります。
見た目が一新されるだけでなく、掃除のしやすさやインテリアの自由度も高まります。
一方で、畳下の下地補修や段差調整が必要になることが多く、その分、費用が上乗せされます。
「古民家風に残したい」「バリアフリーにしたい」など、目的に合わせた施工内容を相談することが大切です。

トイレや廊下などの小規模リフォーム

トイレの床張り替えは、クッションフロアで2万円〜が目安です。
小さな空間ほど短期間で完了しますが、狭い分、細かい施工が多く手間がかかる場合もあります。
廊下や玄関などの部分施工は、1㎡あたり約12,000円〜21,000円程度。
素材によっては、リビングよりも耐摩耗性を重視するケースもあります。

費用を抑えながら満足度を高めるポイント

リフォームで失敗を防ぐには、「コストを削る」よりも「賢く使う」意識が大切です。
以下の3点を意識すると、納得のいく仕上がりに近づけます。

  1. 重ね張りを検討する
    既存の床が健全なら、費用を大きく抑えられます。
  2. 床材を場所ごとに選ぶ
    水回りはクッションフロア、リビングはフローリングなど、
    最適な素材を組み合わせることで耐久性とコスパを両立できます。
  3. 地元業者に相談する
    地域の気候や建物特性を理解している業者なら、
    断熱や湿気対策を踏まえた提案が受けられます。

まとめ|床リフォームで家の快適性と価値を高めよう

床リフォームは、単に見た目を整えるだけでなく、住まいの快適性や安全性を高めるための重要な工事です。
素材や工法によって費用は異なりますが、6畳でおおよそ4万円〜18万円が相場となります。
部屋の用途やライフスタイルに合わせた素材選びが、長く心地よく暮らすためのカギです。
「見た目の美しさ」「冷えにくさ」「掃除のしやすさ」そのすべてをバランスよく叶える床リフォームは、信頼できる施工業者との出会いから始まります。
あなたの住まいに最適な床を、一緒に見つけていきましょう。

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