廊下の床張り替え費用はどのくらい?後悔しないための費用相場と業者選びのコツ
家の中で、最も人が通る場所
それが「廊下」です。
毎日の生活の中で何気なく歩くこの通り道。けれど、気づけば床がきしんだり、へこんだり、表面のシートがめくれていたりしませんか?
小さな違和感を放っておくと、床の下地が傷み、張り替え費用が高額になることもあります。
「そろそろ張り替えた方がいいのかな…?」
そう思っても、費用がどのくらいかかるのか、どんな工法があるのか、業者に頼むとどこまでやってもらえるのか——意外と分からないものです。
この記事では、廊下の床張り替えにかかる費用相場から、費用を抑えるコツ、注意点までをわかりやすく解説します。
後悔しない選択をするために、まずは“正しい基準”を知るところから始めましょう。
廊下の床張り替え費用の目安を知る
廊下の床張り替え費用は、使う材料や工法によって大きく変わります。
一般的な複合フローリングであれば、1平方メートルあたり4,000~5,000円前後が目安です。これを畳数に換算すると、1畳あたり約15,000~25,000円ほどになります。
床の張り替えは、単に「見た目をきれいにする」だけではなく、「下地の補強」「歩行の快適さ」「断熱性能」などにも関わる工事です。そのため、材料費だけでなく、施工方法や床下の状態によっても費用は上下します。
下の表は、一般的な材料別の費用目安です。
| 床材の種類 | 施工方法 | 費用目安(1㎡あたり) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 複合フローリング | 重ね張り | 約4,000~5,000円 | 最も一般的でコスパが良い |
| 無垢フローリング | 重ね張り | 約20,000~30,000円 | 木の温もりがあり高級感が出る |
| カーペット | 張り替え | 約2,000~4,000円 | 足触りが柔らかく、防音性が高い |
| クッションフロア | 張り替え | 約3,000~5,000円 | 水に強く、トイレや洗面におすすめ |
廊下は住宅の中でも狭く細長い形状をしていることが多いため、面積あたりの単価よりも「最低施工費」が設定されているケースもあります。例えば、6㎡以下の工事だと一式で10万円前後になることもあるため、見積もりの段階でしっかり確認しましょう。
工法によって変わる費用の違い
廊下の床を張り替える際には、大きく分けて「重ね張り」と「新規張り(張り替え)」の2種類の工法があります。
それぞれの特徴と費用の違いを見ていきましょう。
重ね張り工法とは?
重ね張りとは、既存の床の上に新しい床材を貼る方法です。
古い床を撤去する必要がないため、工期が短く、費用も抑えやすいのが最大のメリットです。
例えば、築15年ほどの廊下で表面の傷や色あせが気になる程度なら、重ね張りで十分きれいに生まれ変わります。
1日程度で完了するケースも多く、住みながら施工できる点も魅力です。
ただし、床下にたわみや腐食がある場合は重ね張りでは解決できないため、事前の点検が重要です。
新規張り工法(張り替え)とは?
新規張り工法は、既存の床をすべて剥がし、下地から新しく作り直す方法です。
施工費用は高くなりますが、床下の劣化やカビ、シロアリ被害などのトラブルを根本的に解決できます。
廊下が沈むような感覚がある場合や、床鳴りがひどい場合は、下地が傷んでいる可能性があるため、新規張りが必要です。
| 工法 | 費用相場(1畳あたり) | 特徴 |
|---|---|---|
| 重ね張り | 約15,000~25,000円 | 手軽・短期間・安価 |
| 新規張り | 約20,000~35,000円 | 下地から補修できる・長寿命 |
廊下は家族が毎日何度も通る場所。
歩くたびにギシギシ音がしたり、板が沈むような違和感がある場合は、新規張りでしっかり直す方が結果的に長持ちします。
床材によって変わる仕上がりと費用
床の印象を決める最大の要素は「床材の種類」です。
費用だけでなく、見た目や耐久性、メンテナンス性にも違いが出ます。
複合フローリングの特徴
複合フローリングは、合板の表面に木目調の化粧材を貼り付けた床材です。
見た目が美しく、耐久性にも優れており、住宅の床材として最も多く使われています。
傷や汚れに強く、廊下のように人通りの多い場所でも安心して使えます。
コストを抑えたい方には最もおすすめの選択肢です。
無垢フローリングの特徴
無垢フローリングは、天然木をそのまま削り出して作る床材です。
木目や香り、温かみのある質感は、人工素材にはない魅力があります。
費用は高めですが、手触りや経年変化を楽しみたい方にはぴったりです。
木の膨張や収縮による隙間が出る場合もあるため、職人の丁寧な施工が求められます。
カーペット・クッションフロアの場合
廊下にカーペットやクッションフロアを選ぶケースもあります。
足音を抑えたい家庭や、小さな子ども・高齢者がいるご家庭に人気です。
特にクッションフロアは水や汚れに強く、手入れも簡単。
廊下だけでなく、玄関や洗面所などへの施工にも向いています。
費用が変動する要因を理解する
廊下の床張り替え費用は、単に材料の価格だけで決まるわけではありません。
見積もり金額を左右する要因を理解しておくと、「なぜ高いのか」「どこを調整できるのか」が明確になります。
1. 工法の違い
重ね張りか新規張りかで、工期も人件費も変わります。
下地の状態が悪い場合は補修費が発生するため、事前点検で正確な判断が必要です。
2. 床材のグレード
同じ複合フローリングでも、表面材や防音性能、耐水加工の有無によって価格が異なります。
高耐久タイプや自然素材仕上げは割高になりますが、長持ちする分トータルコストは抑えられます。
3. 施工面積と形状
廊下は細長く、カットや調整が必要な箇所が多い場所です。
その分、施工手間が増えるため、同じ面積でもリビングより割高になることがあります。
4. 既存床の撤去や処分費用
新規張りの場合、古い床材の撤去・廃棄費用が追加されます。
特に古い住宅では、接着剤の除去や下地補修が必要になる場合もあります。
費用を抑えるための3つのポイント
廊下の床張り替えは、コツを押さえれば費用を無理なく節約できます。
1. 複数業者から見積もりを取る
同じ工事内容でも、業者によって価格設定や作業範囲が異なります。
最低でも2~3社の見積もりを取り、工事内容と金額を比較しましょう。
「なぜこの費用なのか」を説明してくれる業者は信頼度が高いです。
2. 重ね張りが可能か相談する
床下に大きな問題がなければ、重ね張り工法を選ぶことで費用を抑えられます。
見た目も新品同様に美しくなり、工期も短いため、リフォーム初心者にもおすすめです。
3. 自分でできる部分を工夫する
DIYで張り替えることも不可能ではありません。
特にフロアタイルやクリック式フローリングなら、工具を使わずに施工できるタイプもあります。
ただし、下地調整や寸法のカットなど専門的な作業も多いため、無理をせず専門業者に相談するのが安心です。
廊下の床張り替えで後悔しないために
実際の施工現場では、「費用を安く済ませたけど、床がすぐ浮いてきた」「思っていた色と違った」といった声も少なくありません。
廊下は毎日使う場所だからこそ、耐久性と仕上がりのバランスが重要です。
工事前には、
- サンプルを取り寄せて色味を確認する
- 下地の点検をしてもらう
- 追加費用が発生する条件を事前に聞く
この3点を押さえるだけでも、失敗を大きく減らせます。
まとめ:見た目も安心も長持ちする廊下リフォームを
廊下の床張り替え費用は、
- 複合フローリングで1㎡あたり約4,000~5,000円
- 1畳あたり15,000~25,000円前後
が一般的な目安です。
費用を抑えるなら「重ね張り工法」、長持ちさせたいなら「新規張り工法」。
そして、信頼できる業者を選ぶことが何よりも大切です。
長野県内でも多くの住宅リフォームを手がけてきた弊社では、現地調査から見積もり、施工、アフターサポートまで一貫対応しています。
小さな廊下1本からでも大歓迎。
床のきしみや傷みを感じたら、早めのご相談が家の寿命を延ばす第一歩です。
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