カーポートのポリカーボネート交換はどこに頼める?費用相場と業者選びのポイント

「カーポートの屋根が割れてしまった…」「色あせや汚れが目立ってきた」「台風で屋根が飛んでしまった」。
そんなお悩みを抱えていませんか?
カーポートの屋根材として使われているポリカーボネート板(通称:ポリカ)は、強度・耐候性に優れた素材ですが、紫外線や風雪、経年劣化によって10年ほどで交換時期を迎えます。
見た目が古くなるだけでなく、割れや変形を放置すると、雨漏りや落下事故につながる危険もあります。
この記事では、カーポートのポリカーボネート屋根を交換する際の費用相場・業者選びのポイント・注意点を、専門業者の視点でわかりやすく解説します。
「どこに頼めばいいのか分からない」「費用の妥当性を知りたい」と感じている方に向けて、失敗しないための具体的な手順も紹介します。

目次

カーポートのポリカーボネートとは?交換が必要になる理由

まず知っておきたいのは、ポリカーボネート(Polycarbonate)とはどんな素材なのかということです。
ポリカーボネートは、透明度が高く割れにくいプラスチックの一種で、強化ガラスの約200倍の衝撃強度を持つと言われています。
そのため、住宅のカーポートやテラス屋根、温室など、屋外での使用に最適な素材です。
しかし、どんなに強度のある素材でも、長年の紫外線や風雪、落下物などによって少しずつ劣化していきます。

主な交換サインは以下の通りです。

  • 屋根パネルが黄ばんできた
  • 表面がザラつき、透明感がなくなった
  • 雨の日に水漏れがある
  • 台風後にパネルが外れたり割れたりした

これらの症状を放置すると、紫外線防止機能の低下や強度不足により、屋根全体の安全性が損なわれてしまいます。
特に雪が多い地域では、積雪の重みで割れたり、風圧で外れたりするケースも多く、10〜15年に一度の交換が目安です。

カーポートのポリカーボネート交換はどこに頼むべき?

ポリカーボネートの交換を依頼できる業者は、主に以下の3つのタイプがあります。
それぞれ得意分野が異なるため、状況や目的に合わせて選ぶことが大切です。

外構・エクステリア専門業者

最もおすすめなのが、外構・エクステリア専門業者です。
カーポート・フェンス・ウッドデッキなど、屋外リフォーム全般を扱っているため、製品の知識と施工経験が豊富です。
屋根パネルの交換だけでなく、柱や骨組みの点検、今後のメンテナンスまでトータルで対応してくれるのが特徴です。
「一部だけ交換できるか」「積雪に強い屋根材に変えたい」といった要望にも柔軟に応じてくれます。
また、メーカー正規品の取り扱いがある業者なら、LIXIL・YKK AP・三協アルミなど純正部材を使った高品質な施工が可能です。

リフォーム会社・工務店

住宅リフォームや外壁塗装を手がける総合リフォーム会社や工務店でも、カーポートの屋根交換に対応している場合があります。
建物全体のリフォームと合わせて依頼できるため、外観の統一感を出したい方や他の修繕工事も一緒に進めたい方におすすめです。
ただし、工務店によっては外構工事を外部業者に委託することもあるため、担当者に「施工は自社職人かどうか」を確認しておくと安心です。

メーカー修理サービス

カーポートをLIXILやYKK APなどの大手メーカー製品で設置している場合は、メーカーのアフターサービス窓口に問い合わせてみましょう。
保証期間内であれば、部品交換が無償対応になる場合もあります。
メーカー修理は純正部品が確実に手に入る安心感がありますが、工期が少し長くなることもあります。
緊急性が高い場合は、地域のエクステリア業者との併用も検討しましょう。

ポリカーボネート交換の費用相場と内訳

次に、最も気になる費用相場について解説します。
カーポートのサイズや屋根の形状、使うポリカの種類によって価格は変わります。

施工内容 費用目安 補足説明
1枚のみ交換 約2〜3万円 小規模な破損修理。材料費+作業費含む。
1台分(片側1台用) 約12万円前後 一般的なアルミフレーム+ポリカ屋根。
2台分(ワイドタイプ) 約20万円前後 屋根面積が広く、足場費が追加されることも。
3台分(大型タイプ) 約30万円前後 柱・梁の点検含むことが多い。
高機能ポリカーボネート +5,000〜1万円/枚 熱線遮断・UVカット・強化タイプなどで上乗せ。

ポリカーボネートの屋根は、見た目が似ていても機能性・厚み・加工性によって価格が変動します。
熱線遮断タイプや強化タイプを選ぶと、夏の車内温度上昇を抑えたり、雹(ひょう)や落下物の衝撃に強くなるなどのメリットがあります。

見積もりを取るときのチェックポイント

交換を検討する際は、必ず2〜3社の業者から相見積もりを取るのが鉄則です。
価格だけでなく、施工内容や保証の有無も比較することで、納得のいく選択ができます。
見積もり時に確認しておきたいのは、以下の項目です。

  1. 材料費と施工費の内訳が明確か
  2. 足場や撤去費など、追加費用が含まれているか
  3. 使用するポリカのメーカー・仕様が明記されているか
  4. 保証期間と範囲が明確か(例:施工後1年保証など)

信頼できる業者ほど、見積もりの説明が丁寧で質問に誠実に答えてくれるものです。
「一式」や「概算」など、あいまいな記載が多い見積もりは避けましょう。

DIY交換はおすすめしない理由

ポリカーボネート屋根の交換を「自分でやってみよう」と考える方もいますが、基本的におすすめできません。
理由は3つあります。

  1. 高所作業による危険性
    カーポートの屋根は2〜3mの高さにあるため、落下事故のリスクが高いです。
  2. 固定部品の知識が必要
    ポリカは温度変化で伸縮するため、ビスやパッキンの取り付け方に専門知識が必要です。誤ると破損や雨漏りの原因になります。
  3. 仕上がりの強度不足
    素人施工では風圧や雪荷重への耐久性が不足し、せっかく交換しても数年で再修理が必要になるケースもあります。

安全で確実な仕上がりを求めるなら、経験豊富な専門業者に任せることが最善です。

火災保険を活用できる場合も

実は、ポリカーボネート屋根の破損原因によっては、火災保険で修理費用が補償される場合があります。
たとえば、次のようなケースです。

  • 台風や強風で屋根が飛ばされた
  • 雹(ひょう)や落下物で割れた
  • 雪の重みで変形・破損した

これらは「風災」「雪災」「雹災」として保険対象になることが多く、自己負担0円で交換できた事例もあります。
保険が適用されるかどうかは、加入している保険会社に確認しましょう。
しろくまリフォームでは、現地調査時に保険適用の可能性診断も行っており、必要に応じて申請サポートも可能です。

ポリカーボネートの耐用年数とメンテナンスの目安

ポリカーボネート屋根の耐用年数は、一般的に10〜15年が目安です。
ただし、環境によっては7〜8年で黄ばみが出ることもあります。
長持ちさせるためには、定期的に水洗いや中性洗剤での清掃を行うことが大切です。
汚れやカビを放置すると、紫外線の劣化を早めてしまいます。
また、毎年1回は屋根全体を見上げて点検し、割れやたわみがないかをチェックしましょう。
「異音がする」「水漏れがある」などのサインが出たら、早めに専門業者に相談することが安全です。

まとめ

カーポートのポリカーボネート屋根は、見た目以上に住宅の安全と快適さを支える重要なパーツです。
交換を怠ると、車の保護だけでなく、家全体の印象まで損なうこともあります。
費用相場は1台分で約12万円前後ですが、使う素材・サイズ・施工内容によって変わるため、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。
そして、価格だけでなく保証内容・施工品質・アフターフォローまでしっかり確認することが、満足のいくリフォームの鍵です。
しろくまリフォームでは、長野県全域でカーポート屋根の交換・修理を多数手がけており、現地調査から見積もりまで無料対応。
火災保険の申請サポートも行いながら、お客様のご予算とご要望に合わせた最適な提案をいたします。
「屋根の透明感を取り戻したい」「もう割れない素材に変えたい」
そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。
次の10年、安心して愛車を守れるカーポートを、私たちと一緒につくりましょう。

ご相談無料、お見積無料、最短即日

\ 今すぐ無料相談 /

026-223-7063

[ 受付時間 ] 8:00〜18:30 祝日・元旦除く

対応エリア

長野県長野市|千曲市|須坂市|上田市|大町市|中野市|飯山市|松本市

その他、⻑野県北部は広く対応致します!
お気軽にお問い合わせください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次