洗面台と床の隙間が気になる!原因と正しい対処法を徹底解説

朝、顔を洗うときや歯を磨くとき、ふと足元を見て「洗面台と床の間に隙間ができてる…?」と気づいたことはありませんか?
放っておくと見た目が悪いだけでなく、湿気や水漏れが原因で床が腐ったり、カビが発生したりすることもあります。
「最初はピッタリだったのに、なぜ?」
「DIYで直せるの?それとも業者に頼むべき?」
このような疑問を感じている方に向けて、この記事では洗面台と床の隙間ができる原因と、その正しい対処法を詳しく解説します。
特に、湿気の多い夏場はこうした問題が起こりやすく、早めの対処が家全体の寿命を延ばすことにもつながります。

目次

洗面台と床の隙間はなぜできる?放置すると危険な理由

洗面台と床の隙間は、単なる見た目の問題ではありません。
隙間から湿気や水が入り込み、床下の合板や根太(ねだ)が腐食する原因になることがあります。
さらに、カビの発生やシロアリ被害につながることもあり、放置すれば大きな修繕費が必要になるケースも少なくありません。
このようなトラブルを防ぐためには、「なぜ隙間ができたのか」を正しく理解することが重要です。
以下では、代表的な3つの原因を詳しく見ていきましょう。

主な原因① 設置部品「ドムスン」が外れている

洗面台のキャビネット下部には「ドムスン」と呼ばれる小さな部品が取り付けられています。
これは、洗面台の本体を床にしっかり固定し、水平を保つための支えのような役割を果たします。
しかし、設置時にこの部品を外したまま取り付けたり、長年の使用で緩んだりしていると、洗面台の底面が少し浮き上がり、床との間に隙間ができます。
特に賃貸物件やリフォーム済み住宅では、施工時にドムスンが外されたままになっているケースも多く見られます。
ドムスンが正しく取り付けられていれば、洗面台はしっかりと床に密着し、隙間はできません。
もしこの部品が外れていた場合は、再度取り付けることで簡単に改善できることもあります。

主な原因② 湿気や水漏れによる床材の腐食

洗面所は家の中でも特に湿気がこもりやすい場所です。
洗面ボウルからの水はね、湿気、結露、さらには配管のわずかな水漏れなどが、床材や下地にじわじわとダメージを与えていきます。
湿気を吸った木材は膨張したり、柔らかくなったりして、時間とともに変形します。
その結果、洗面台と床の間に隙間が生じたり、床が「ぶよぶよ」とした感触になることがあります。
また、長期間放置すると木材が腐り、床下構造そのものが弱くなってしまうことも。
最悪の場合、洗面台の重みで床が沈んだり、支えの部分が抜けてしまうこともあります。
特に夏場は湿度が高いため、こうしたトラブルが一気に進行しやすい季節です。
「最近洗面台の周りがカビ臭い」「床が柔らかい気がする」と感じたら、すぐに確認が必要です。

主な原因③ 経年劣化や設置時の歪み

築年数が経つと、建物自体が少しずつ歪んでいきます。
それに伴い、洗面台と壁・床の接合部にもわずかなズレが生じ、隙間が見えるようになることがあります。
また、リフォーム時の設置精度が低かった場合にも、水平がとれておらず、わずかな傾きが後に隙間として現れることがあります。
これは家全体の経年変化の一部であり、完全に避けることは難しいものの、早めに補修することで被害の拡大を防げます。

隙間を放置するとどうなる?見た目以上に深刻な問題

洗面台と床の隙間を「少しくらいならいいか」と放置してしまうと、次のようなトラブルに発展する恐れがあります。

発生する問題 原因 結果
カビの繁殖 湿気がこもりやすい 健康被害・悪臭の原因になる
床の腐食 水漏れや湿気 床が沈み込み、リフォームが必要になる
シロアリ被害 木材の腐敗を好む環境 家全体の構造に悪影響を与える
見た目の劣化 汚れ・変色・剥がれ 清潔感を損ない、資産価値が下がる

こうした被害は、初期段階での補修なら数千円〜数万円で済むのに対し、放置すると数十万円規模の修繕が必要になることもあります。

自分でできる応急処置と点検方法

軽度の隙間であれば、DIYでの応急処置も可能です。
ただし、原因を誤ると逆効果になるため、注意が必要です。

  1. ドムスンの確認
    洗面台の下部を覗き込み、固定部品が外れていないか確認しましょう。
    外れている場合は、メーカー型番を確認して取り付け直すか、交換します。
  2. シーリング材での隙間補修
    ホームセンターで販売されている防水性の高いシリコンシーラントを使い、隙間を埋める方法です。
    防水性を高めつつ、見た目もすっきりさせられます。
  3. 湿気対策を行う
    換気扇を回したり、除湿剤を置いたりして湿気を溜めないようにしましょう。
    夏場は特に結露が起きやすいため、こまめに水滴を拭き取ることも大切です。

これらの方法は、あくまで「応急処置」であり、根本的な解決にはなりません。
床が沈んでいる、カビ臭がする、水漏れが疑われる場合は、必ず専門業者に相談しましょう。

専門業者による点検と修理の流れ

専門業者に依頼すると、まず現地調査を行い、隙間の原因を特定します。
その後、状態に応じて次のような修理を行います。

状況 主な修理内容 費用目安
ドムスンの欠損 新規取り付け・固定調整 約5,000〜10,000円
床材の腐食 部分張り替え・下地補修 約30,000〜60,000円
水漏れ・配管不良 配管修理・シーリング補修 約10,000〜40,000円
シロアリ被害 防蟻処理・補修工事 約50,000円〜

プロが行う補修では、見た目の改善だけでなく、湿気対策や再発防止まで含めたトータルケアが可能です。
DIYでは見抜けない床下のダメージもチェックできるため、長期的に見てもコストパフォーマンスは高いといえます。

洗面所を長持ちさせるための予防策

洗面台と床の隙間を再発させないためには、日常的な「湿気対策」と「点検」が欠かせません。

  • 換気をこまめに行う:洗面後は数分間、換気扇を回すだけでも湿気を大きく減らせます。
  • 水はねをそのままにしない:床に落ちた水滴はすぐに拭き取る習慣を。
  • 配管まわりを定期的に確認:見えない部分に水漏れが起きていないかチェック。
  • 年に1回は専門点検を:特に築10年以上の住宅では、床下や洗面台下の点検をプロに依頼しましょう。

小さな習慣が、大切な住まいを長く守ることにつながります。

まとめ:原因を知って正しく対処すれば、洗面台の隙間は怖くない

洗面台と床の隙間は、「ドムスンの外れ」「湿気・水漏れ」「経年劣化」など、さまざまな要因で起こります。
軽度のものであればDIYでも補修可能ですが、床が柔らかい・カビ臭いなどの症状がある場合は、早めに専門業者に点検を依頼しましょう。
見た目の隙間だけでなく、床下や壁の中に潜む“見えない劣化”を放置すれば、家の寿命を縮めてしまう恐れがあります。
特に湿気の多い夏場は、こうしたトラブルが一気に進む季節です。
弊社では、洗面台の隙間修理や床下診断、湿気対策リフォームなどを専門的に行っております。
「洗面所の床が少し沈む」「隙間にカビが生えてきた」といった小さな違和感でも構いません。
早期対応が大切です。
あなたの家を、安心で清潔な空間に戻すために、ぜひ一度ご相談ください。

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