ドアクローザーの修理はどこに頼める?失敗しない業者選びと費用感

ドアが「バタン!」と勢いよく閉まる。
油が垂れて床がベタつく。
以前よりも動きが重く、開け閉めのたびにストレスを感じる。
そんな経験はありませんか?
実はそれ、「ドアクローザー(ドアの上に付いている油圧式の金具)」が劣化しているサインです。
家でも店舗でも、毎日何十回も動くドアは、気づかぬうちに金属疲労や油漏れが進みます。
放っておくと、ドアが勢いよく閉まって指を挟んだり、壁や枠を傷めたりする危険も。
安全で快適な出入り口を保つには、早めに専門業者に修理・交換を依頼することが大切です。
この記事では、「ドアクローザーを修理・交換できる業者の種類」「業者選びのポイント」「費用の目安」「DIYでは危険なケース」まで、わかりやすく解説します。

目次

ドアクローザーとは?不具合が起きる理由を知っておこう

ドアクローザーとは、ドアをゆっくり自動で閉めるための装置で、内部に封入された油圧(オイル)によって動作をコントロールしています。
しかしこの油圧機構は、経年劣化や温度変化、使用回数の増加によって次第に性能が低下していきます。
主な不具合には次のようなものがあります。

  • ドアが勢いよく閉まる(油漏れ・バルブ不良)
  • 開閉時に「ギギッ」と音がする(内部摩耗)
  • ドアが途中で止まる・閉まらない(空気混入・バネの劣化)
  • 油が垂れている(オイルシール破損)

このような症状が出ている場合、調整だけで直らないことが多く、修理または交換が必要になります。
特に油漏れは、ドアクローザー内部の「寿命のサイン」。
使い続けると、突然ドアが勢いよく閉まり、人やペットがケガをする危険もあるため注意が必要です。

ドアクローザーの修理・交換を依頼できる業者

ドアクローザーの修理・交換は、以下のような業者に依頼することができます。
それぞれの特徴と得意分野を理解して選ぶと、無駄な費用や手間を省けます。

業者の種類 特徴・強み 向いているケース
建具業者・リフォーム業者 ドア全体や枠を含む建具修理の専門。仕上がり重視 戸建て・店舗のドア修理や交換全般
鍵の専門業者 鍵交換だけでなくドアクローザー修理にも対応 鍵やラッチも一緒に調整したい場合
生活サポートサービス(例:ダスキン) 家庭・店舗の軽作業全般を担当するスタッフが訪問 簡単な交換や急ぎの依頼
比較サイト・紹介サービス(例:ミツモア・カギ110番) 複数業者の見積もりを比較できる 費用を抑えて最安業者を選びたい場合

それぞれの業者を、もう少し具体的に見ていきましょう。

建具業者・リフォーム業者:仕上がりと耐久性を重視するなら最適

建具業者やリフォーム業者は、ドアや窓などの構造全体を理解している専門職です。
クローザー単体だけでなく、ドア枠の歪みやヒンジの状態まで確認し、バランスを取って取り付けてくれます。
特に木製やスチールドアなど素材ごとに開閉の重さが異なるため、建具専門の職人が行う調整は長持ちしやすく、見た目も美しく仕上がります。
また、古い住宅や商業施設では既存の取り付け穴の位置が合わないこともありますが、リフォーム業者なら加工や補修まで一括対応できるため安心です。

鍵の専門業者:ドア全体の機能チェックも依頼できる

「ドアクローザーが壊れているけど、鍵の閉まりも悪い」
そんな場合は、鍵屋に依頼するのが効率的です。
鍵の専門業者は、ドアノブ・ラッチ・ヒンジなどドア周りの金物に精通しています。
クローザー交換と同時に鍵の調整を行えば、開閉トラブルを一気に解消できます。
また、緊急対応が可能な業者も多く、
「深夜にドアが閉まらなくなった」「店舗の入口が危険」といった場合にもすぐ駆けつけてくれます。

生活サポートサービス:手軽に頼みたいなら便利

「ダスキン」や「ベアーズ」のような生活サポート系サービスも、近年はドアクローザー交換を扱うことが増えています。
依頼の手軽さが最大のメリットで、「ネットから予約→スタッフ訪問→即日対応」という流れで完了することが多いです。
ただし、専門業者に比べて作業範囲が限定されることがあるため、調整よりも交換中心の対応になるケースが多い点を理解しておきましょう。

比較・紹介サービスを活用して費用を抑える

ミツモアやカギ110番などの「業者比較サイト」を利用すれば、複数の業者に一括で見積もりを依頼し、料金・対応スピード・口コミを比較できます。
特に地方では対応エリアが限られるため、こうしたサイトを使うと「自分の地域で実績のある業者」をスムーズに見つけられます。
価格の相場感を知るためにも、最低でも2〜3社の相見積もりを取ることをおすすめします。

業者選びで失敗しないための3つのポイント

1. 料金体系を明確にする

ドアクローザー修理の料金は、「出張費+作業費+部品代」で構成されます。
ホームページに記載の「基本料金」だけで判断せず、追加費用(部品調達・高所作業など)が発生するか必ず確認しましょう。
地域によっては出張費が3,000〜5,000円かかる場合もあります。

2. 無料見積もり・現地調査の有無を確認

現場の状態によって修理内容は変わります。
無料の現地調査を行ってくれる業者を選ぶことで、「思ったより高かった…」というトラブルを防げます。
また、ドアの材質・重量・使用頻度に合わせたクローザー選定をしてくれる業者なら、信頼度は高いです。

3. 保証・アフターサービスがあるかチェック

ドアクローザーは消耗部品です。
交換後に不具合が出たときにすぐ対応してくれるかどうかは非常に重要です。
優良業者では、1年間の施工保証や部品保証を設けていることが多く、再調整や交換も無料で対応してもらえる場合があります。
保証内容が曖昧な業者は避けた方が安心です。

どんなときに業者へ頼むべきか?修理・交換の判断基準

油漏れがある場合:交換が必要

ドアクローザーの寿命は一般的に10〜15年。
油漏れは内部のシールが劣化している証拠であり、修理では対応できません。
放置すると動作が不安定になり、ドアが勢いよく閉まって危険です。

ドアがバタンと閉まる:ダンパー機能の劣化

内部の油圧が抜けているため、ドアの開閉速度を制御できなくなっています。
この場合も、調整より交換が確実です。
新しいクローザーは閉まる速度を2〜3段階で細かく調整でき、安全性が格段に向上します。

自分で直すのが不安な場合

ドアクローザーは重量があり、位置調整や油圧の制御が必要です。
ネジ位置を間違えるとドアが歪み、枠やヒンジまで破損することもあります。
DIY経験が少ない方は、専門業者に任せるのが安全です。

費用相場と比較表

ドアクローザー修理・交換にかかる費用は、作業内容と製品のグレードによって変動します。

内容 費用相場 作業時間 備考
クローザーの調整 5,000〜10,000円 約30分 開閉速度の調整など軽微な作業
クローザー本体の交換 15,000〜30,000円 約1時間 部品代込み。油漏れや破損時に必要
高所や大型ドアの場合 30,000〜50,000円 約1〜2時間 店舗ドア・アルミドアなど
出張費 3,000〜5,000円 地域によって変動あり

安すぎる業者は、無資格作業や部品の品質が低い場合があるため注意しましょう。

まとめ:ドアクローザーの不具合は早めの相談が安全

ドアクローザーの不具合は、見た目では小さくても放置すると大きな事故につながります。
特に油漏れや「バタン!」と閉まる症状は寿命のサインです。
建具業者・リフォーム業者・鍵屋・生活サポート業者など、さまざまな選択肢がありますが、安全性と耐久性を重視するなら専門業者への依頼が確実です。
弊社では、住宅・店舗を問わずドアクローザーの修理・交換を承っています。
現場確認から最適な部品選定、丁寧な調整まで一貫対応いたします。
「最近ドアの動きがおかしい」「油が漏れているかも」と感じたら、それは交換のサインです。
小さな違和感のうちに、専門業者にご相談ください。
安全で快適なドアの開閉を、もう一度取り戻しましょう。

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