トイレの床材ランキング｜おしゃれで水に強い人気デザインと選び方を徹底解説

毎日何度も使うトイレ。
「床が冷たい」「掃除しても臭いが残る」「古くなって汚れが取れない」そんな悩みを抱えていませんか？
実はその原因の多くは、“床材の選び方”にあります。
トイレは家の中でも特に水・湿気・臭い・汚れの影響を受けやすい場所です。
それなのに、床材がその環境に合っていないと、すぐに黒ずみやカビ、さらには床下の腐食まで進んでしまうこともあります。
一方で、最近はデザイン性と機能性を両立した床材が数多く登場し、見た目にもおしゃれでメンテナンス性の高い空間づくりが可能になりました。
この記事では、「トイレの床材を変えたい」「どのデザインが人気なの？」という方に向けて、
実際に選ばれている人気の床材ランキング、人気デザイン、素材ごとの特徴、失敗しない選び方までを詳しくご紹介します。

トイレ床材の人気ランキングTOP2

数ある床材の中でも、特に人気が高いのが「クッションフロア」と「フロアタイル」です。
耐水性・防汚性・デザイン性のバランスが良く、施工も比較的簡単なため、多くの住宅で採用されています。

第1位：クッションフロア（CF）

トイレの床材として圧倒的な人気を誇るのが「クッションフロア」。
水に強く、抗菌・防カビ機能を備えた商品も多いため、水回りには最適な素材です。

柔らかい塩ビ素材でできており、踏み心地が優しく、掃除もラクに行えます。
また、施工費用が安く済むため、コスパとデザイン性の両方を求める人に選ばれています。

クッションフロアが人気の理由

1. 水に強い：トイレの飛び散りや湿気にも耐える防水構造。
2. 掃除がしやすい：表面がツルッとしており、汚れを簡単に拭き取れる。
3. 抗菌・防カビ機能：長期間清潔さを維持できる。
4. デザインが豊富：木目調・大理石調・モルタル調・ヘリンボーン柄など、多彩なバリエーション。

人気のクッションフロアデザイン

デザイン	品番例	特徴
ヘリンボーン柄	リリカラ LH-81326	V字模様が特徴。北欧・ナチュラル・韓国風インテリアに人気。
プレーンモルタル調	リリカラ LH-81349	シンプルでモダン。清潔感と落ち着きを両立。
大理石調	リリカラ LH-81368／サンゲツ HM-11101など	高級感があり、ホテルライクな印象に。

クッションフロアは、価格を抑えつつも雰囲気をガラッと変えたい方にぴったり。
柄によっては、空間が広く見えたり、照明映えする効果もあるため、デザイン選びも楽しめます。

---

第2位：フロアタイル

次に人気なのが「フロアタイル」。
こちらも塩化ビニル素材でできていますが、クッションフロアよりも厚くて硬い構造になっています。

そのため、より高級感があり、耐久性・耐水性に優れているのが特徴です。
マンションやホテルなど、見た目にこだわる空間にもよく採用されています。

ただし、硬い素材のため、クッションフロアに比べて足への当たりが強く、長時間立っていると疲れやすい点には注意が必要です。

フロアタイルの魅力

1. リアルな質感：木目や石目の凹凸まで再現でき、インテリア性が高い。
2. 高い耐久性：擦れやキズに強く、長期間美観を維持できる。
3. 部分張り替えが可能：一枚単位で交換できるため、補修も簡単。

デザインも多彩で、ナチュラルウッド・コンクリート調・マーブル調など、トイレ空間をスタイリッシュに演出できます。

---

人気のトイレ床デザイン3選

トイレの印象を大きく左右するのが「デザイン選び」です。
ここでは、実際に人気の高い3つのデザインを紹介します。

ヘリンボーン柄：温かみと個性を両立

V字型に板が組み合わされたデザインが特徴。
どんな空間にも馴染みながら、上品で動きのある印象を与えます。
木目の温かさとおしゃれさを両立でき、北欧風・カフェ風のトイレにもぴったりです。

また、トイレのような限られた空間に貼ると、床にリズムが生まれ、奥行きが感じられるのも魅力です。

プレーンモルタル調：シンプルで清潔な印象に

無機質でマットな質感が特徴のモルタル調は、スタイリッシュなインテリアに人気。
グレー系のトーンが、白い便器や壁を引き立て、清潔感と落ち着きを演出します。
特に男性にも人気が高く、「ホテルライクなトイレ」を目指す方に選ばれています。

また、汚れや水シミが目立ちにくいのも実用的なポイントです。

大理石調：高級感と明るさをプラス

光沢のある白・グレー系の大理石柄は、トイレ空間を一気に明るく、上質な雰囲気に仕上げてくれます。
本物の石材よりも軽く、コストを抑えながらラグジュアリー感を出せるのが魅力。

「ホテルのような空間にしたい」「清潔感を重視したい」という方におすすめです。

---

クッションフロアとフロアタイルの比較表

項目	クッションフロア	フロアタイル
素材	塩化ビニル（柔らかい）	塩化ビニル（硬め）
耐水性	◎ 非常に高い	◎ 高い
耐久性	○ 普通	◎ 高い
価格	安い（㎡あたり2,000〜4,000円）	やや高め（㎡あたり4,000〜7,000円）
デザイン性	豊富（木目・石目・柄物など）	高級感がありリアルな質感
施工	簡単・短時間	やや時間がかかる
メンテナンス	拭き掃除でOK	汚れやキズにも強く長持ち
足触り	柔らかく温かい	硬めでひんやり感あり

どちらもトイレに適した素材ですが、「価格重視・掃除のしやすさ重視」ならクッションフロア、
「見た目重視・長く使いたい」ならフロアタイルを選ぶと失敗がありません。

床材を選ぶときの注意点とポイント

トイレの床材を選ぶ際は、見た目だけでなく、機能性・掃除のしやすさ・施工性も考慮することが大切です。

1. 防水性・防カビ性を確認する
   トイレは湿気がこもりやすく、水漏れも起こりやすい場所。防水仕様の床材を選ぶことで、床下腐食を防げます。
2. 汚れ・臭い対策を考える
   アンモニア臭の吸着を抑える床材や、抗菌加工された製品を選ぶと清潔に保てます。
3. 明るい色味を選ぶ
   狭い空間でも広く見せるためには、白やグレーなどの明るいトーンがおすすめです。
4. 床材の厚みと段差を確認する
   張り替え時に厚みが変わると、ドアの開閉や巾木との境界で不具合が出ることも。プロの業者に相談するのが安心です。

まとめ：トイレの床材選びで空間の印象が変わる

トイレの床材を変えるだけで、空間の印象も使い心地も見違えるほど変わります。

・手入れのしやすさと価格のバランスなら「クッションフロア」
・デザインと耐久性を重視するなら「フロアタイル」

そして、人気デザインは
「ヘリンボーン柄」「プレーンモルタル調」「大理石調」の3つ。
どれも見た目の美しさだけでなく、清潔さや機能性にも優れています。

弊社では、トイレ専用の床リフォームを数多く手がけています。
床材選びから施工、臭い対策、防水施工までトータルでご提案可能です。
「古くなった床をきれいにしたい」「おしゃれなトイレに変えたい」そんな想いを、
あなたの暮らしに寄り添うかたちで実現します。

たった一枚の床材が、毎日の快適さを変えます。
小さな空間だからこそ、こだわりを詰めてみませんか。