廊下の床が抜けそうなときはどうすればいい?危険なサインと正しい対処法

ある日、廊下を歩いていて「ミシッ」と音がしたり、足を乗せた瞬間に“ふわっ”と沈むような感覚がしたことはありませんか?
そのまま放っておくと、「ある日突然、床が抜け落ちる」なんてことも現実に起こり得ます。
一見すると軽い沈み込みでも、床下では木材が腐っていたり、シロアリが進行していたりと、見えないところで深刻な劣化が進んでいることが多いのです。
「怖いけど、まだ大丈夫かも…」と放置してしまうと、補修では済まない大掛かりな修繕になるケースもあります。
廊下は家族全員が毎日通る場所です。小さなお子さんや高齢者が歩くことを考えると、安全は何よりも優先すべきです。
この記事では、「廊下の床が抜けそう」と感じたときに確認すべきポイントと、応急処置、そして根本的な修繕の流れまでを、実体験をもとにわかりやすく解説していきます。

目次

廊下の床が抜けそうなときに最初にすべきこと

まず最初にやるべきことは、「その部分に立ち入らないこと」です。
「まだ穴が空いていないから大丈夫」と思っても、木材が内部からスカスカになっている場合があります。
見た目に変化がなくても、力をかけた瞬間に床が抜けることがあるのです。
次に行うべきは、専門業者への点検依頼です。
廊下の床は「表面(フローリング)」だけでなく、「下地」「根太(ねだ)」「大引き」など、複数の木材が重なって支えられています。
そのどの部分に問題が起きているのかは、外からは判断できません。
とくに、築15年以上の住宅では湿気や経年劣化による傷みが多く見られます。

危険な兆候と主な原因

床が抜けそうなときには、必ず何らかの“前触れ”があります。そのサインを見逃さないことが、被害を最小限に抑える第一歩です。

床の沈み込みやたわみ、きしみ音がある

廊下を歩いたときに「沈む」「ギシギシ鳴る」などの症状がある場合、床材や下地が劣化しています。
長年の荷重や湿気、接着剤の劣化によって、木が痩せたり接合部分が緩んだりすることで、床がたわむようになります。
放置すると、下地材が割れたり、支えとなる根太が折れたりして、最悪の場合“抜け落ち”に至ります。

湿気による腐食

廊下の床下は、風通しが悪いと湿気がこもりやすくなります。特に北側や玄関近くなど、外気との温度差が生じやすい場所では結露が発生しやすく、木材が腐る原因になります。
腐った木はスポンジのように柔らかくなり、踏んだだけで沈むこともあります。これが「抜けそう」と感じる主な理由の一つです。

シロアリ被害

見た目がきれいでも、床下をシロアリが食い荒らしているケースもあります。
床板や根太が空洞化してしまい、強度が失われるため、ちょっとした重みで床が沈みます。
湿気が多い地域や築年数が長い木造住宅では特に注意が必要です。
シロアリ被害は進行が早く、放っておくと廊下だけでなく家全体の構造に影響を与えることもあります。

自分でできる応急処置と一時的な安全確保

もし今まさに「床が抜けそう」と感じる箇所がある場合は、まず家族の安全を守るために応急的な対処をしましょう。
ただし、これらは“あくまで一時的な処置”であり、根本的な修理には必ず専門業者の診断が必要です。

1. 立ち入り制限をする

危険箇所を養生テープなどで囲い、「この場所には乗らない」ことを家族で徹底しましょう。
特に子どもやペットがいる家庭では、遊んでいてうっかり踏み抜く事故が起こることもあります。

2. 応急的に板で補強する

ベニヤ板やコンパネ(建築用合板)を敷き、床の沈む部分を覆うことで一時的に荷重を分散させます。
ただし、これも一時的なものであり、下地の腐食が進行している場合は効果が限られます。
応急処置中も、重い家具や家電をその上に置くのは避けましょう。

3. 重いものをどける

廊下に置いてある収納棚、靴箱、観葉植物などの重さが、傷んだ床に負担をかけていることもあります。
危険箇所の周辺はできるだけ軽くしておくと、抜け落ちのリスクを軽減できます。

専門業者に依頼すべき理由

床が抜けそうなときは、「DIYで直せるかも」と考える人もいます。
しかし、見た目の補修では根本原因を取り除けず、数ヶ月後に再び沈み込みが発生することがほとんどです。
本当に安全に直すには、床下の点検と下地補強が不可欠です。

プロが行う診断の流れ

  1. 現地調査で床下に潜り、根太・大引き・束柱などの状態を確認
  2. 劣化の原因が「湿気」「腐食」「シロアリ」などどこにあるかを特定
  3. 必要に応じて、床材・下地・根太の交換や補強を実施

診断の結果によっては、床材の張り替えだけでなく、床下の防湿工事や換気設備の改善が必要になることもあります。
早めに相談すれば、被害が小さいうちに対処でき、結果的に費用も抑えられます。

床が抜けそうになる原因別の対策方法

原因によって修繕方法や予防策は異なります。下の表は、それぞれの原因と代表的な対策をまとめたものです。

原因 主な症状 対策方法
経年劣化 きしみ音・沈み込み 下地補強・根太交換・重ね張り施工
湿気 カビ・黒ずみ・腐食 床下換気・防湿シート設置・調湿材の導入
シロアリ被害 木屑・空洞音・異臭 シロアリ駆除・防蟻剤処理・床材交換
構造欠陥 床が傾く・一部沈む 床下補強工事・大引き交換

特に湿気とシロアリは密接に関係しています。湿った木材はシロアリの大好物で、湿気対策を怠ると再発のリスクが高まります。

床下の湿気対策で再発防止を

床が抜けそうになる多くの原因は「湿気」にあります。
湿気を放置すると、木材の腐食だけでなく、カビやダニの発生、健康被害にもつながります。

換気口や点検口を確認する

床下の換気口が荷物や植木鉢で塞がれていないかチェックしてください。
通気が悪くなると、湿気が逃げずに床下がジメジメします。
もし床下に点検口がない場合は、今後のメンテナンスを考えて新設を検討してもよいでしょう。

防湿シートや調湿材の設置

業者による防湿施工では、床下に防湿シートを敷き、湿気の上昇を防ぎます。
また、調湿材を設置することで、梅雨や冬の結露時期でも湿度を安定させられます。
これらの対策は、廊下だけでなく家全体の寿命を延ばす効果もあります。

修繕費用の目安

床の沈みや抜けそうな箇所の修理費用は、被害の範囲や施工内容によって変わります。
目安としては以下の通りです。

工事内容 費用相場(目安)
表面のみの補修(部分張替え) 約10,000~20,000円/㎡
下地補強・根太交換 約20,000~40,000円/㎡
床下湿気対策工事 約50,000~150,000円(施工範囲による)
シロアリ駆除・防蟻処理 約80,000~200,000円(家全体)

築年数や構造によっても金額は異なりますが、早期に対応することで大掛かりな工事を防げます。
逆に、腐食が進行して床下全体をやり直す場合は、数十万円規模の修繕になることもあります。

廊下の床が抜けそうになった実例

実際に弊社へ寄せられたご相談の中には、次のようなケースがありました。

・築30年の木造住宅で、廊下の中央が沈み込み、子どもが転倒。調査の結果、床下の根太が湿気で腐っていました。
床下換気口を増設し、防湿シートを施工。新しい根太とフローリングで再生。

・中古住宅購入後、廊下が「ペコペコする」との相談。
シロアリ被害が進行しており、床下全面の補修と防蟻処理を実施。以後、10年以上再発なし。

こうした事例からも分かるように、「早期発見」と「正しい診断」が何より大切です。

まとめ:床が抜けそうと感じたら、まずは安全と点検を

廊下の床が抜けそうと感じたとき、最も重要なのは「放置しないこと」です。
たとえ沈み込みがわずかでも、その下では湿気やシロアリによる深刻な劣化が進んでいる可能性があります。
応急処置で一時的に安全を確保することはできますが、安心して暮らすためには専門業者による点検と根本的な修繕が欠かせません。
弊社では、床下の点検から補修、湿気対策までワンストップで対応しています。
「このまま歩いて大丈夫かな…」と感じたら、それが点検のサインです。
家族の安全を守るためにも、まずはお気軽にご相談ください。
廊下の床は、暮らしの通り道であり、家の健康のバロメーターです。今の小さな違和感が、将来の安心につながります。

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