「そろそろリフォームをしようか」と決意してみても、初めてのリフォームは何から手を付ければいいのか、何をすればいいのか分からない方も多いと思います。
ここでは、はじめてリフォームする方に、どこを気を付ければいいのかをお伝えしていきます。

リフォームをする目的を整理し優先順位を決める

まずは、リフォームをする目的や内容を整理します。
普段不満に思っていることや改善したい点など、要望は色々と出てくると思いますが、予算には限りがありますので、優先度を決め、すぐに必要となるリフォームを明確にしてください。
すぐに必要としないリフォームについては、次回のリフォームで検討するなど、長期的に計画してください。

またリフォームによっては、できることとできないことがありますので、何ができて何ができないのか、ざっくりでも調べてみてください。
マンションの場合、共有部分は勝手にリフォームすることができないですし、一戸建てでも建物の強度が落ちる柱や壁を取り払うことはできません。
リフォームができないのを知らないまま計画を立ててしまうと、また計画を練り直さなければいけなくなり、余計な手間がかかってしまいます。
リフォーム可能かどうか、詳しくはリフォーム会社に相談するのがいいです。

リフォームの目的は、いくつかに分類することができます。
大まかに分けると以下の4つとなります。

住宅設備の劣化や破損

住宅設備の劣化や破損

キッチンやトイレ、浴室などの設備機器の破損や故障のことです。
少しくらいの不具合ならそのまま使用することができますが、緊急を要することだとゆっくり商品やリフォーム会社を選んでいる余裕もないかもしれません。
少しの不具合であっても、後回しにし過ぎると故障が進行して考えていたよりも費用が高くなったり、ある日突然使えなくなることもあります。
まだ被害が少ないうちに準備をしておくと、いざという時に焦らず対処できます。

建物の老朽化や経年劣化

建物の老朽化や経年劣化

新築の建物でも何年も経てば、床や壁などの内装や、外壁や屋根などの外装が老朽化します。
建物の不具合は、住宅設備などの不具合とは異なり、建物自体がダメージを受けるため、建物の寿命を縮めてしまう可能性があります。
例えば、外装のキズや剥がれは、劣化が進んでいくと建物内部への雨漏れとなり、柱や梁の腐食やカビ・シロアリの発生に繋がってしまいます。
こうなってしまうと建物は深刻な被害を受け、建物寿命はどんどん短くなってしまいますので、優先してリフォームを行う必要があります。

ライフスタイルの変化

テレワークをする主婦

「子供が大きくなって子供部屋が必要になった」
「子供が独立して部屋が余ってしまった」
「両親と一緒に住むことになった」
「老後のためにバリアフリーにしたい」
など、人生の節目に起こるライフスタイルの変化に対するリフォームです。
このようなリフォームは、ある程度予想ができることなので、前もって計画を立てておくといいです。

住宅の快適化・グレードアップ

住宅の快適化・グレードアップ

暮らしている中で不便・不満に思っていることを解消し、より快適に暮らすためのリフォームです。
「部屋が物で溢れているので収納を増やしたい」
「窓の結露で床まで水浸しになるので何とかしたい」
「古くなってきたので水まわりを最新設備にしたい」
「冬場は寒いので暖かくなるリフォームをしたい」
など、リフォームを検討する理由は様々です。
緊急性は高くないことが多いので、じっくりと比較・検討ができます。

リフォーム会社を選ぶポイント

リフォームをする目的の整理や優先度が決まったら、リフォーム雑誌やWEBなどで情報を集めて、どこのリフォーム会社に依頼をするのか検討してください。
リフォームが成功するかどうかは、施工するリフォーム会社にかかっています。

リフォームは手抜きをしやすい工事です。
どんな建材を使ってどんな手順でどんな工事をしているのか、それが良いのか悪いのかはプロでない限りわかりません。
また、どんなにリフォームの理想が素晴らしいものであっても、リフォーム会社にそれを叶えられる技術がなければ実現できません。
悪徳業者に施工を依頼してしまったら、再び他のリフォーム会社に依頼をして費用がかさむことも考えられます。

では、何を基準にリフォーム会社を選べばいいのでしょうか?
ここでは、リフォーム会社を選ぶポイントをお伝えします。

提案力はあるか

しろくまリフォームは提案力が違います!

あなたの理想のリフォームを叶えるプランを提案してくれる、提案力があるリフォーム会社を選んでください。
具体的にどんなリフォームをしたいのかをしっかりとヒアリングをしてくれて、その目的や予算に沿った提案をしてくれる会社だと、話が進めやすいです。
逆に、ヒアリングをあまりせずに、リフォーム会社側の意見ばかり言ってくるようだと、良いリフォームはできません。
高機能設備のプランやローコストプランなど、会社の利益ではなくあなたのことを考えているプランをいくつか提案してくれて、それぞれのプランのメリットとデメリットをちゃんと説明してくれるようなリフォーム会社なら、信頼できます。

自社施工の地域密着会社か

しろくまリフォームは完全自社施工!地域に密着しています!

リフォーム会社には、大手ハウスメーカー、工務店、総合建築会社など色々な種類がありますが、業者によっては自社に施工できる職人がおらず、下請けに仕事を任せる場合があります。
その場合、経費代などを出すために、下請け会社の工事施工代金に仲介マージンをプラスして見積書を作成します。
つまり、自社施工をしないリフォーム会社に依頼すると、仲介マージン分が高くなったリフォーム代金を支払わないといけないのです。
自社施工のリフォーム会社であれば、仲介マージンがかからず費用を節約できます。
また、地域密着の会社であれば、工事後に何か不具合があってもすぐに対応してくれるので安心です。

わかりやすい見積りで価格は適正か

適正な見積もりをお約束します!

見積書は、リフォーム会社によって見た目や記載内容が異なります。
相見積もりで何社ものリフォーム会社の見積もりを見ていると、会社ごとの記載の違いから見比べるのが面倒になることもあると思います。
あまり馴染みのない専門用語なども書かれていることから、難しく感じてしまい、詳しく見ないこともあるかもしれません。
ですが、必ず目を通して、リフォーム会社ごとに内容と価格を比較してください。
リフォーム会社によっては、工事費に謎の経費がプラスされているというものや、工事一式と記載されて詳細が不透明な見積書もあります。
見積書の内容でわからないものは、必ず業者に納得できるまで聞いてください。
また、その時の担当者の応対にも注目してみてください。
担当者のしゃべり方や内容、態度が信頼できるかどうか。
理想のリフォームをするには、担当者やリフォーム会社との相性も関係してきます。

アフターサービスはしっかりしているか

しろくまリフォームは施工後のフォローも万全です!

リフォーム後のアフターサービスがあるのかも必ず確認してください。
何年間保証があるのか、どこまで保証してもらえるのか、などの内容も要確認です。
もしアフターサービスの無い業者であれば、施工後すぐのトラブルでも補償してもらえず、再び費用を払って工事をしてもらうことになってしまいます。
アフターサービスがしっかりとしたものであれば、何か不具合が起こっても補償してもらえますので安心です。
瑕疵(かし)保険の加入業者であれば、更に安心できます。
瑕疵保険とは、不具合が発生した時、リフォームを依頼した会社が倒産してしまった場合でも、保険会社が補修費用を支払うという保険です。
瑕疵保険はどのリフォーム会社でも契約できるというものではなく、保険会社に認められた会社でしか契約することができません。
瑕疵保険があるかどうかも、リフォーム会社を選ぶポイントの一つとなります。

許可書や資格はあるか

しろくまリフォームには有資格者が多数在籍しています!

リフォーム会社が工事を行うには、許可書や資格が必ずしも必要ということはなく、なければ違法だということはないです。
ですが、建設業の許可書は県から不正がないと求められた業者でなければ与えられないですし、建築士の資格は一定以上の職歴と技術と知識がなければ得られない国家資格ですので、保有していれば知識や技術があるのだという証になります。
リフォームに関わる資格は、建築士、建築施工管理技士、土木施工管理技士、塗装技能士、内装仕上げ施工技能士など多数あります。
資格を数多く保有していれば安心とは言い切れないですが、数多く保有していれば技術習得に熱心であると言えます。

実績・経験は豊富か

しろくまリフォームは経験豊富な実績が多数あります!

社歴が長ければ安心感はあるかもしれないですが、リフォームの技術があるとは言い切れません。
社歴が長くても、技術のある職人が退職してしまい若手の職人しかいないかもしれないですし、創業したばかりの業者でも、何十年も施工をしている職人が独立して始めたかもしれないからです。
技術があるかを見分けるのは、施工実績を確認してください。
施工件数はどれくらいあるのか、どんな施工をしてきたのか、有名なもしくは聞いたことがある施設の施工をしたことはあるのか。
実績確認をすればすべてがわかるわけではないですが、指標の一つとなります。

リフォームの時期や症状を把握する

設備や資材にはそれぞれ寿命があります。
壊れてしまってからのリフォームだと生活に支障が出たり、費用が余計にかかってしまうことがあります。
それぞれの交換時期や、症状を把握して、メンテナンスやリフォーム計画に役立ててください。

キッチン

キッチンリフォーム

時期

10~20年

症状

  • 蛇口やシンクの水漏れ
  • 排水口の流れが悪い
  • 油汚れなどが取れない
  • コンロが付きにくい
  • レンジフードが作動しない

トイレ

トイレのリフォーム

時期

10~20年

症状

  • 汚れやニオイが気になる
  • 水漏れ
  • 水の流れが悪い
  • 高性能トイレで節約したい
  • 介護・老後に備えたい

お風呂

お風呂のリフォーム

時期

10~15年

症状

  • ガス給湯器の点火不良
  • タイルのヒビ・パッキンの隙間
  • 排水口の詰まり・悪臭
  • カビや錆びが目立つ
  • 浴槽のひび割れ・水漏れ

洗面所

洗面所のリフォーム

時期

10~15年

症状

  • 蛇口部分からの水漏れ
  • 排水管などからの水漏れ
  • 手洗いボウルのひび割れ
  • 頻繁にカビが発生する
  • 鏡の破損

フローリング

フローリングのリフォーム

時期

10~15年

症状

  • 大きなキズやヘコみがある
  • 床が浮き沈みする
  • ギシギシ床鳴りする
  • 腐食している
  • 日焼けしている

フローリングのリフォーム

時期

2~3年:裏返し
4~5年:表替え
10~15年:新調

症状

  • 擦り切れている
  • 日焼け・変色している
  • 黒ずんで汚れている

壁紙

壁紙のリフォーム

時期

10年~15年

症状

  • 壁紙の色が変わってきた
  • 雨染みやカビが生えている
  • 汚れが目立ってきた
  • 日焼けしている
  • 傷みやヒビがある

天井

天井のリフォーム

時期

5~10年

症状

  • 雨染みやカビが生えている
  • クロスなどが剥がれてきた
  • 色が変わってきた
  • 目立つ汚れがある
  • 結露してきた

窓のリフォーム

時期

20~30年

症状

  • 鍵が開かない・掛からない
  • 窓の開閉がしにくい
  • 窓周辺にカビが発生している
  • 結露がヒドイ
  • 窓ガラスにひびが入っている

玄関

玄関のリフォーム

時期

木製:15~20年
アルミ製:20~30年

症状

  • ドアの開け閉めがしにくい
  • 鍵が開けにくい・掛かりにくい
  • キズや錆びが目立ってきた
  • 色あせや汚れがある

外壁

外壁リフォーム

時期

15~20年

症状

  • 外壁のひび割れや錆び
  • シーリングのひび割れ
  • チョーキング現象が起きている
  • カビ・コケ・藻などが生えている
  • 色あせている

屋根

屋根リフォーム

時期

金属屋根:10~15年
瓦屋根:20~30年

症状

  • 雨漏りしてきた
  • 塗装剥がれ・ヒビがある
  • 瓦がずれている
  • 色あせや錆びがある

上記記載の時期や症状は、あくまで目安です。
建物の立地や構造、気象条件などによっては、目安の年数よりも早い段階で劣化や不具合が見られる場合があります。

中古戸建てや中古マンションの場合、以前に住んでいた人がどのタイミングでリフォームを行ったのかによって、リフォーム時期が変わってきます。
リフォーム歴を確認したいところですが、不動産会社や管理会社に聞いてもすべてわからないことがあります。
気になる点や不安な点があれば、リフォーム時期にかかわらず点検・調査を依頼してください。

あなたやご家族がお住まいに不満や不便を感じて、リフォームをしたいと感じたのなら、そのタイミングも大事にしてリフォームを検討してみてください。

実績豊富な私たちにお任せください

私たちしろくまリフォームは、地元密着のリフォーム・建築会社として、長野の皆様の暮らしの時間を有意義にして過ごしていただきたいという思いと、自社施工にこだわり、創業より50年、ひたむきに取り組んできました。
そのこだわりが評価され、長野県庁や市役所、長野駅、信州大学、その他数多くの公共施設の施工もさせていただきました。
長年の公共工事の経験は、更なる技術向上となり、現在の信頼と実績に繋がっています。

しろくまリフォームは、リフォーム・建築のプロとして、リフォームのお悩みを解消できるご提案をさせていただきます。
お住まいに関するお悩みやご不安がございましたら、私たちにお任せください。
豊富な知識と経験から最適な方法をご提案させていただきます。
調査・点検・見積りは無料となっておりますので、お気軽にご相談ください。

代表取締役社長